2021年秋学期のMPHクラス

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ご無沙汰しております。

気づけばあっという間に時間は経ち、2022年となりました。

あまり更新ができていませんが、今年はもう少し頻度を上げて更新していけたらと思っております。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2022年もきっとコロナパンデミックは続いていくような雰囲気があるため、おとなしくしっかり勉強や研究準備に集中できる年にしたいと思ってます。

2021年の6月から学校が始まった途端、毎日忙しくて本当に勉強ばかりしていました。

小テストや試験、ペーパー課題やディスカッション、グループワークなどいろんなことを求められました。時間はあっても足りないくらい中身の濃い学びの機会となっておりました。

私の現在通っているMPHの大学院では秋学期の場合、16週間を2つに分けたTerm1,Term2に分かれ、それぞれが8週間で行われるコースになっていました。

入学前はセメスター制度だ!と喜んでいたのですが、実際のところ全くそうもいかず、8週間で1つの授業を終わらせることがどれほど大変なことかを思い知らされました。

秋学期に取っていた授業に関してはまた後日お伝えしていけたらと思ってます。

因みに冬学期は2週間、毎日月曜日から金曜日の授業だそうで、あまりにも大変だった秋学期の復習をするために、冬は何も授業を取らないことにしました。また1月下旬からすぐに春学期のTerm3とTerm4が始まる予定です。

その前に、日本の公衆衛生に関する学会のアクセスができるうちに、その内容も見て行こうと思ってます。また、文献を読み漁り、将来研究することをシステマティックレビューなどでまとめていけたらいいかなと思っているところです。

最初のMPH授業開始

School of Public Healthの授業がいよいよ開始となりました。本当なら来週からの予定だったのですが、早めに学校の授業のサイトにアクセスできるようです。

まだ経過中のものもあるので(アメリカの小規模な看護学会のプレゼンテーションの準備など)、それをやりつつ、徐々に授業を聴いて学び始めたいと思います。なんせこの日が来ることをどれだけの年月待ちわびていたことか。。。

しかしながら、思っていることを自分なりに行動することで、すぐに到達しなくても、いずれ自分の目指しているものに近づけるのだと感じてます。

入学しただけでは、まだ何もしていないことと同じだと思うので、入学したことだけに満足することなく、自主的にどんどん知りたいこと、疑問に思うことを解決できるように、様々な授業で学びながら、将来自分の焦点としているコミュニティに貢献できる力を身に着けたいです。

先週、Amazonで教科書を頼んでいたのですが、なかなかプロセスが進んでいないようで、週末にキャンセル願いを出したところ、急にプロセス開始となり、おそらく期限内の今日には届く予定です。

最初の授業は疫学についてのようです。自分で選べる授業はまだ先のようなので、必須科目をどんどん受けていく形になります。

個人的に夏学期の授業の中で、特に興味のあることはプライマリーヘルスケアに関する基礎的な授業です。一体どのようなことが学べるのでしょうか。

MPHのオリエンテーションがありました

今日は午前中、2時間に渡り公衆衛生学大学院(MPH)のプログラムに関するオリエンテーションがありました。

私の所属は、公衆衛生学と看護学の両方であるため、2つのプログラムのディレクターの方たちや学生アドバイザーの方たちから話を聴くことができました。

実は、このMPHとNursingの両方を含めたプログラムは今年の夏が初めての試みとなります。よって学校側も手探り状態で進めているようです。

私がこの大学院に出願した時、面接試験が2回ほどあったのですが、その時に面接官をされていた教授が、とても人柄が素敵な方であり、今後関わることができることに、期待を膨らませております。

今回のオリエンテーションでもコーディネートをしっかりされており、このDual Program(2つの学位を取るプログラム)が始まることが非常に嬉しいと発言されており、私も同様の気持ちになりました。

スケジュールを見ているとなかなかチャレンジ的なものではありますが、なんとか自分なりについていけるように頑張りたいと思ってます。

私たちのコホート(同じ学年といいましょうか、同じグループの学生さんたち)は約20人いました。

そのため、プログラムのディレクターの方が「はい、それでは一人ずつ話をしてもらいましょう。名前を呼ぶので自己紹介と研究したいことを発言して下さいね」と言って、

Zoomのビデオオンをやや求められ、何も準備していなかった私はノーメイク状態で、皆さんの前で 初めて顔を出し話をすることになりました。

そしてそのビデオは録画されているとのことでした。苦笑 

どうやら来週から1つ目の授業が受けられるようです。そして今月末にはどっと授業数が増えていき、おそらく卒業するまで永遠と忙しくなりそうです。

せっかくの貴重な学びの機会だからこそ、精一杯いろんなことを吸収していつかしっかりと還元できる力を身にみけていきたいです。

いよいよMPH+看護学を学び始める 学生生活開始となります。

明日はオリエンテーション

いよいよ明日はMPHのプログラムのオリエンテーションがあります。

この日が来ることをどれだけの年月をかけてコツコツいろんなことを積み上げながら待ったことだろう、と感慨深いものがあります。

授業開始は今月末からだと思っていたところ、なんと夏のコースの内の1つは来週から受講できるようになっており、早めのスタートとなるそうです。

まだ学校のサイトのシステムもよくわかっておらず、馴れるのに時間はかかりそうです。

きっと、明日のオリエンテーションで授業やプログラムの詳細情報を聴けることでしょう。

今まで通っていたアメリカの4年制大学はセメスター制度、そして大学院ではクオーター制度でした。クオーター制度の場合、1クオーター10週間で終わり、その翌週はファイナル試験の週となっていました。

今回の学校は、セメスター制度だと思っていたら、1セメスターを2つに割る制度だと気づき、進行度が今までの学校の中で最も早い印象です。

どんなことが学べるのか、また自主的にいろいろやらせてもらえるのか、楽しみです。

About Me

日本生まれ、日本育ちの日本人です。

小学校から大学まで日本の学校で教育を受け、留学経験はありませんでした。

日本の看護大学を卒業し、保健師になろうか悩んだ時期もありましたが、奨学金の返済や急性期病院での臨床への興味もあり、最終的には正看護師として働くことにしました。

看護師として働いている中で疑問に思うことがあり、その答えをみつけるために、アメリカへ単身留学を決意しました。英語力に欠けていたため、まずは語学学校から始めました。

2021年より東海岸で公衆衛生学の分野を学び始める予定です。

一体どのようなものが学べるのか、正直なところ、まだ経験したことがないがゆえに、うまく自分の中に落とし込み、うまく説明をすることができないのですが、

これからプログラムの中で学んでいく過程の中で、明確に自分の言葉を使って、説明することができるようになりたいです。

どうぞ宜しくお願い致します。

アメリカ公衆衛生学への第一歩

日本でベッドサイドの看護師として働いている頃から、アメリカで公衆衛生学を学びたいと思い続けていました。

様々な障壁はあれど、海外で公衆衛生を学びたいという情熱は消えることなく、英語の壁などもあり、他の留学生に比べて遥かに長い年月をかけて、なんとかして学べる機会がないかと目の前のことを必死にやってきました。

そんな中、2020年は新型コロナパンデミックが世界規模で問題となり、更なる公衆衛生学への関心は高まりました。

なかなかうまくいかないこともありましたが、それでも公衆衛生の分野を学びたいという情熱が薄れることは一切ありませんでした。

おそらく、様々な患者さんたちとの出会いや、予防の視点から考えた時に、臨床での看護師としての役割の限界などを感じ、自分なりの疑問点を解決してみたいといったモチベーションが大きく影響しているといえます。

パンデミック禍で世の中が悶々と暗い時期を過ごしている中、

とにかくダメでもやり続けてみようと思い、条件が揃った段階で出願してみたところ、

なんと長年の夢だった第一希望のアメリカの公衆衛生学のプログラムに合格することができました

いよいよ来月にはオリエンテーションがあります。

一体どのような形で授業が進んでいくのか、非常に楽しみです。

きっと世界のトップの教授たちから学べる授業は人生におけるかけがえのない経験だと期待しております。

このサイトでは私なりにプログラムで学んだことなどを中心に発信できたら、と思っております。